仕事が終わって家に帰り着き、また一通りの家事が終わってその疲れを癒してくれるものがソファと言えるでしょう。
このようなソファは実はダニが住み着いていると言われています。
ダニがいると思うと、なかなか安心してくつろぐことができません。
そのまま放置しておけば、場合によってはダニに刺されてしまうこともあり、ダニに刺されれば痒くなりアレルギーを引き起こすことも考えられます。
このようなことにならないためにも、しっかりとダニ対策を行うことが重要です。
実はダニは私たち人間の生活の中には数多く存在しています。
布団や毛布、クッションやラグマット等には多く潜んでいるとも言われているのです。
またダニ自体だけではなく糞や死骸などによりアレルギー症状を引き起こす可能性もあることから、しっかりとしたダニ対策が必要となります。
ソファのダニ対策としては、なんといっても清潔に保ちダニの餌をなくすことが一番です。
ダニが餌とするものは人間の髪の毛のフケや垢、食べ物の食べこぼしや飲みこぼし、ほこりなどが挙げられます。
これらを徹底的に除去することによってダニは餌がなくなり繁殖することができず、ソファを清潔な状態に保つことができるのです。
その方法に挙げられる事は、まずはソファに掃除機をかけることから始めましょう。
当たり前の作業のように思えるかもしれませんが、細かいほこりやゴミなどを取り除くためには、一番掃除機が有効です。
掃除機をかけるときには重曹を全面に振りかけた上で一日ほど放置してから吸い込むと、さらに汚れが取りやすくなるでしょう。
重曹は様々な掃除に用いられていますが、皮脂汚れを分解する働きがあり落としやすくなります。
例えば夜寝る前に重曹をふりかけておき、朝起きてから掃除機で吸い取るだけでも、かなりの汚れを落とすことができるでしょう。
消臭効果も期待できるため、丸洗いすることができないものの場合には生活臭なども対応できます。
汚れが溜まりやすい部分は縫い目や隙間なので、この部分までしっかりと掃除をしておきましょう。
そして日ごろからカバーをかけておくことも有効です。
汚れたらカバーを外して丸洗いすることができるため、清潔に保つことができるでしょう。
実はダニは洗濯した位では死滅する事はありません。
カバーを洗濯する目的は餌になるものを除去することです。
定期的に洗濯をした後に乾燥機にかけておくと良いでしょう。
さらに使われている素材によっても異なるものの、固く絞った布で全体を拭きあげるのもおすすめの方法です。
レザーや合皮などの場合には内部までダニが入りにくいものの、表面は皮脂汚れが貼付やすくなっています。
固く絞った布で拭き上げ、乾いた布で仕上げ拭きを行いましょう。
1年の中で特にダニが発生しやすくなるのは、湿度が高い6から8月ごろだとされています。
湿度の高さはダニが繁殖しやすいため、乾燥させることで上手に駆除することができるでしょう。
布の場合には布団乾燥機がお勧めです。
布団乾燥機の形状によっても異なるものの、しっかりと温風を当てるようにして使えばうまく活用することができます。
布団乾燥機のノズルを座面に置き、その上に厚手の布団などをかけておきましょう。
座面が外せるものであれば、本体と座面の間にノズルを挟むのも良い方法です。
全体を布団や毛布などでカバーをしたら、出来る限り温風を逃さないように気をつけましょう。
この状態で2時間ほど稼働させることで、ダニは熱に弱いため駆除に効果が期待できるでしょう。
死滅した死骸はアレルギーの原因にもなってしまうため、その後にしっかりと掃除機で吸いとることが大切です。
布製のものであれば、スチームアイロンをかけるのも有効です。
60度で死滅すると言われているため、スチームアイロンで100度の熱を与えることで完全に駆除することができます。