心地よく眠れるベッドと癒しのスペースにもなるソファは、どちらもインテリアで重要な要素となるでしょう。
しかし両方とも大きな家具にあたり、部屋が狭い場合には両方を置く事は難しくなります。
それを解決する手段となるものが、1台で2役をこなしてくれる折りたたみ式ソファベッドと言えるでしょう。
2つの機能が1つにまとまっているため省スペースになることがメリットです。
折りたたみソファベッドを買ったけれども、結局はどちらしか使わなかった、どちらの用途も中途半端になってしまうという失敗例も多いため、失敗しないように選びたいところです。
折りたたみ式ソファベッド選びのポイントは、ベッドとしての寝心地を重視するのか、ソファとしての機能性を重視するのかで異なります。
寝心地の良さにこだわったベッドは数多く見られますが、折りたたみ式ソファベッドの場合には、通常のベッドと比べると選択肢がかなり限られてしまいます。
折りたたみ式ソファベッドを選ぶ場合には、付属するマットレスの寝心地で選ぶことが大切です。
マットレスを自分で選べるものであれば、好みの寝心地にカスタマイズすることも可能です。
しかしソファベッドの場合には、通常のベッドとはサイズ等の規格が異なることがほとんどです。
マットレスを選ぶ場合には使えるサイズであるのか、厚みは問題ないのかなどをしっかりと確認することが大切です。
そしてソファの機能性を重視する場合です。
読書やテレビ鑑賞などにおいてソファでくつろぎながら癒されたい、来客の際に居心地の良いソファで出迎えたいというのであれば、ソファとしての機能に注目したいところです。
分割してベンチのように使用できるものであれば、スペースに合わせておくこともできるでしょう。
別売のマットレス等が粗ければクッション等で自分好みのコーディネートができます。
このような折りたたみ式ソファベッドのメリットとしては、なんといっても狭い部屋を有効活用できることです。
組み換えが簡単にできるものも多いため、突然の来客時でもすぐにベッドからソファにすることができます。
部屋がベッドで占領されるようなこともないでしょう。
またソファベッド1台の方が別々に購入するよりも費用を抑えることができます。
反対にデメリットに挙げられる事は、ソファとして使用する際に布団が邪魔になってしまうことです。
寝具を収納する場所を確保できるかどうかをあらかじめ考えておきましょう。
ベッドと比べた場合にはやはり寝心地の良さと言う点では劣ってしまいます。
寝心地にこだわるのであれば、寝心地が調整できる寝具を使うことも重要です。
このようなデメリットがあるものの、それをカバーするための工夫は可能となっています。
寝心地の悪さは寝具の選び方やマットレスの選び方によりカバーすることができ、布団の収納スペースがなければ収納付きのソファベッドを購入し座面の下を使うと良いでしょう。
デザインがシンプルなものを選びクッションのデザインや色などにこだわれば、自分好みのコーディネートにすることも可能です。
どのようなデメリットがあるのかを事前に知っておくことによって、どうやって工夫してカバーすれば良いのかを考えてから購入することで失敗を防ぐことができます。
このように選び方の特徴があることがわかりましたが、一人暮らしにぴったりな商品としては、まず第一に伸張式ソファベッドポケットコイルマットレス付きショートシングルが挙げられます。
肘掛けや背もたれが斜めに付いていて、ソファとしてよりくつろげるデザインであるのが特徴です。
座面を前方向にスライドすることによって、昼は3人掛けソファ、夜はベッドとして活用することができます。
そして近年注目を集めている北欧調のものも良いでしょう。
天然木フレームソファベッドは、天然木が贅沢に使われた北欧調の商品です。
2人掛けだけではなく、ロングタイプとしても使うことができます。
セミシングルサイズであるため、狭い部屋にもぴったり活用することができるでしょう。