部屋の配置は非常に重要ですが、この中でソファーを置く場合にはどのような配置の仕方にしたら良いでしょうか。
これには、黄金法則があるわけではありませんが、結局その人が部屋の中でどのようなものを主張したいかによって異なります。
一般的に、ソファーがおける部屋は8畳以上の部屋の方が良いでしょう。
それ以下の場合には、よほどものがないところでない限り、かなり幅をとってしまいます。
もしそこが寝室の場合には、そこに布団を敷いて寝るかソファーがあるわけですが、両方置いてしまうとかなり窮屈になる事は否めません。
そのため、リビング等の大きさであれば問題ないですが、一般的には2人掛けから3人掛けのものがよく好まれます。
それぐらいの大きさならば、部屋に入れても問題ないと考える人が多いからでしょう。
レイアウトとしては、できるだけ部屋にものを一生シンプルにすることが重要になります。
部屋にたくさんのものが置いてある場合には、部屋が狭すぎるかものが多すぎるかのどちらかになり、ソファーの存在感が強すぎてしまう可能性や、逆に存在感がなくなってしまう可能性も否定できません。
いくらリビングであっても、リビングの部屋に対してものがたくさん置かれている場合、窮屈な感じになってしまいます。
やはり、リビングである以上は広々とした空間であることが重要です。
そもそもリビングの役割は、家族の全員が集まれるような空間です。
全員が集まっても、窮屈に感じない程度の広さにしておくことが大事です。
加えて、レイアウトを考える場合は来客のことも考えなければいけません。
お客さんが来た場合には、通常リビングに通すわけですが、この場合あまり面積が狭いと窮屈に感じてしまうものです。
特に背の高い本棚等はできるだけおかないようにしましょう。
本棚を置いてはいけないと言う意味ではなく、おいたとしても人間の身長よりも低く、座った時にその人の目線よりも低い位置に置いておくと圧迫感がありません。
もし3人用のものを欲しい場合には、かなり広々とした空間であることが必要です。
最低3人用のものは、応接セットになっており、それらをまとめて購入すると300,000円から500,000円位になることも多いですが、それなりの面積を取ります。
その点をよく理解しておけば、無理に大きなものを購入する必要がなくなるでしょう。
後は、大きさが正しければどのような向きにするかは重要になります。
基本的に、入り口に向かって真横にするか正面になるかのどちらかが良いかもしれません。
その方が、雰囲気を出すことができるだけでなく、人の手入りをするときには実用的といえます。
逆に、入り口に背を向けているような状態だと、印象が良くありません。
入り口が2つある場合は別ですが、そうでもない場合には必ず入り口に対して横を向くようにするか入り口が正面になるように配置するのが理想的です。
レイアウトとしては、他の家具の色と調和が取れてなければいけません。
間違えやすいのは、すべて同じ色で統一するパターンです。
一見して、シンプルな雰囲気に感じるかもしれませんが、部屋の中の家具がすべて同じ色だとすれば、違和感が出てしまうでしょう。
よくあるのは真っ白にする場合は真っ黒にする場合です。
女性の場合は、ピンクなどで統一することもあるかもしれませんが、そのようなものが部屋の中にあった場合、そこに住んでいる人は良かったとしても、来客の時に驚かれる可能性があります。
購入する場合は、部屋の横の長さが縦の長さをしっかり測るのが良いです。
なんとなくのつもりで購入すると、サイズが合わなく後悔することになりかねないため、事前準備をしっかりと行うべきです。